以下、ブログ記事より転載
「いつの日も神社、時々たこ焼き。」ブログより、転載です。
人は自ずと自分の正当性を保持出来る輪の中に入りたがる。
(以下、転載)
自分の考えが共感される事は、それはとてもとても気持ちのいいものだ。
反論や批判、非難を浴びることなく、その輪の中では生息する事が出来る。
しかし、それが脅威である理由は、自己及び集団の正当性を主張するが故に、「何か」を悪として見立てることだ。
だから、自分の正当性が共感されない磁場においては、ほとんどの事が悪にすり替わっていく。
そして、その正当性が強化された場に依存していくと、些細な批判や意見の食い違いまでもが悪にすり変わる。
所謂ニューエージと呼ばれ、新しい思想や新しい意識に依存していき、そうして輪を作り上げたのにも関わらず、その団体の中でいざこざが絶えず、いずれ内部分裂を引き起こす事由には、そうした側面が、必ず大きく起因していると言える。
私たちは、いつも問題をすり替え、問題を外部に置くことにおいて、自らを充足させようとする心の癖がある。
その最たるものが、カルト教団であり、この時代、湧き上がるように噴出する思想集団と言える。
自分の中に、または属する集団の中に、全員一致とも言える正当性や悪が見えるのであれば、それは考え直した方がいい。
あなたは、あなたの正当性を強化すれば強化する程、苦しむから。
善意に満ち溢れて始まったはずの行動なのに、自分自身に蔓延るエゴが強化されることになるから。
その苦しみに気づかず、その苦しみの中に溺れることになるから。
あなたの正しさは、あなたから見たその側面たる答えに過ぎない。
全ての答えは、ある側面から見れば、正しく、ある側面から見れば、正しくない。
全ての答えには、正しいも正しくないも存在しない。
その姿をあるがままに感じる。
あるがままに受け止める。
その心意気が私たちの中に欠落してしまっているだけなんだ。
自分の中の「正しい」の勲章を引きずり下ろせば、不思議と先ほどまでいたはずの悪は綺麗に消え去るんだ。
悪は、行動では消せないけれど、自分の心の中を司れば、一気に消え去る事が出来るんだ。
悪を消せば消すほど、幸せを体感できる。
それは、あなたの中にある「正しさ」の追求を消す事なんだ。
真理って、フシギダネ('-^*)
(転載おわり)
記事転載元:スピ団体のカルト化を何とかしたい、めざめちゃんのブログ
【転載】人は自ずと自分の正当性を保持出来る輪の中に入りたがる。